指定石材店制を導入している多くの民間霊園

後々自分で数社ある指定石材店の中から、気に入った石材店を選ぶことが出来るワケではありません。
霊園を訪れた瞬間に、担当をしている石材店が自動的に振り分けられてしまうのが一般的となっています。指定石材店制を実施している霊園では注意をしなければいけないことがあります。
多くの霊園では、特定の石材店の広告を持参したり、指定をしたりしない限りは、自動的に石材店を振り分けられてしまう決まりになっています。現在におきましては多くの民間霊園で指定石材店制を導入している傾向にあります。
この指定石材店制とは、霊園にお墓を建てる場合に、指定されている石材店でお墓を建てるという規約のことを言います。 もしこれから霊園を探そうと考えているのでしたら、霊園の種類について理解をしておくようにしてください。
自治体や民間など霊園によって管理者が異なっていますので、そのメリットやデメリットについても勉強しておきましょう。



指定石材店制を導入している多くの民間霊園ブログ:20年04月03日

私は今まで生きてきて、
これまでおばあちゃんの泣き顔を見たことがありません。

喜怒哀楽がないというわけでなく、
ただ人生を知り尽くし、
すべてを受け入れているように見えるのです。
 
働いて働いてコロッと死んでしまった男の子の早すぎる死も、
その1年後に死を迎えた夫の死も…

ただ仏壇をぼんやりと見つめて、
慣れた手つきで線香に火をつける姿こそが
私がよく知るおばあちゃんなのです。
 
そんなおばあちゃんは
食べたいものにしても、旅行したい場所にしても、
「いいよいいよ、私は何にもいらないよ…」と
照れくさそうに笑ってみせるばかりで…

「肩たたきをしてくれ」と
私にねだったことなど、一度だってない人なんです。

頑張り屋で、頑固で、いつも謙虚で、
私は心から安心のできる人でした。 

一昨日、私は、
おばあちゃんの家を1年ぶりに訪ねました。

たわいもない話で盛り上がり、
夕日も暮れてきたので帰ろうと鞄を持つと、
なぜか鞄がずしりと重いのです。

それは私の鞄の持ち手が
引きちぎれるのではないかと思うほどの重みでした。

変だなと鞄を開けると、
そこには蜜柑がギッシリ詰まっていました。

私がお礼を言って、
玄関を出ようとしたときには、
細かく折られた千円札を薄いティッシュで丁寧に包み、
真剣な表情で手渡してくれました。

「少なくてごめんね。なんか困ったときにでも使ってね」と
少し恥ずかしさ混じりの無邪気な笑顔で、
私が見えなくなる寸前まで見送ってくれました。

おばあちゃんの優しさは、
本当に涙が出るほど嬉しかったです。