霊園選びで失敗をしないために

もしもフリーで霊園見学をしてしまいますと、自動的に石材店を決められてしまう原因にもなるので、あまりオススメすることは出来ません。
最初に貴方が希望をしている地域の安心出来る石材店を選んでから霊園を見学するようにしましょう。石材店というのは価格がほぼ均等となっていますので、安心することの出来る石材店を選ぶことの出来る利点があります。
しかし中にはかなり高い料金設定をしてくる石材店も存在していますので注意をしてください。民間霊園においてお墓を購入する場合につきましては、各石材店でその価格差がほとんどありません。
施工の面やアフターケアの面では、全く同様ということはありませんのでご注意ください。 知っておかなければいけない最低限の知識が霊園探しにはあり、まずはそれを頭に入れておきましょう。
どんなに環境の良い霊園だったとしても、実は管理が行き届いていないなんてこともあるので気を付けましょう。



霊園選びで失敗をしないためにブログ:20年05月29日

ミーは息子の頃を思い出すと、
いつも裸電球のうす暗いトイレが浮かんでくる。
ちり紙のかわりに新聞紙が置かれている…

その頃のミーは
色のない世界を生きているようだった。
どうしてミーの家は貧乏なのだろう。

ミーはお金持ちの家の息子に生まれたかった。
チャイムの鳴る家、きれいなトイレ、
フリルの着いたブラウス、スナック菓子、そして自動車…

ミーは、いつも空想の世界で生きていた。
欲しい物は、何一つ手に入らない…
魅力的な品々は、次々と目の前に現われては素通りしていった。

田舎が嫌い、農業も嫌い!
ミーは、地元の高校へ行かなかった。
少しでも家から離れたかった。

高校卒業後、
貧しいにもかかわらず、
両親は、ミーの進学を許してくれた。

しかし、卒業したものの就職先も決まらず、
ミーは家に戻ることになった。

田舎に戻ったミーに、両親は何も言わなかった。
居心地も悪く、ミーは地元で仕事を探した…

地元に就職して、2ヶ月が過ぎた頃、
ミーは農家の長男と知り合った。

農家の長男、跡取り…
不安な材料ばかりだった。
やめよう、幸せになんてなれない…
やっぱり普通のサラリーマンがいいな。

「ミーたち、お父さんやお母さんに
遊びに連れていってもらったことなんて一度もなかったよね」
お姉さんと二人で、農家なんて嫌だと話していた。

この家で、幸せなことは何一つとしてなかった。
現に目の前には、
不幸の象徴である母親がいるではないか…

その時だった。

「農家はたいへんだけど、秋に米ができるとうれしいもんよ」
母親がぽつりと言った。

母親の口からではなく
母親のからだの奥から、
さらりと出てきた言葉のようだった。

それは、長い間、農作業をしてきた
からだから出てきた魂のひびきにも聞こえた。